大人の方にも広がってきたマウスピース矯正ですが、とても審美的というメリットがあります。
今まで人目が気になった方でも、矯正期間中も矯正していると気づかれない状態で過ごすことができます。
マウスピース矯正は、具体的にどのような方におすすめなのでしょうか。
目次
■人前に出る方におすすめの矯正方法
透明で目立たない
マウスピース矯正は透明なシートを使って装置を作製しているため、とても目立ちにくいのが特徴です。
かなり近くでよく見ないと矯正をしているとは分からないでしょう。
薄いので滑舌に影響しない
マウスピースのシートは厚さが0.5ミリ以下ととても薄いため、滑舌に影響しにくいです。
また歯肉に当たる部分も角がないようになめらかに仕上げられています。
表面の部分にもワイヤー矯正のような突起がないため滑舌に影響しにくく、接客業などで お話をされる方にもおすすめです。
アタッチメントについて
マウスピース矯正を行う際、歯の表面にアタッチメントという突起をつけます。
歯の表面に凹凸ができますが、白いレジンでできているため歯の色と馴染み、近くで見ないとそこにアタッチメントがあるとは分かりにくいです。
■その他のおすすめポイント
清掃がしやすい
その他のおすすめポイントとして、清掃のしやすさが挙げられます。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットを付ける固定式ですが、マウスピース矯正は装置自体を外して洗えます。
自分の歯も直接ブラッシングができるため、とても清潔です。
少しずつ動かすので痛みが出にくい
通常ワイヤー矯正は、一か月に一度の調整で歯を動かします。
そのため一気に力がかかります。
反対にマウスピース矯正は、おもに7日から10日に一度マウスピースを付け替えて少しずつ歯を動かすため、一度に動かす歯の量がワイヤー矯正4分の1から3分の1ほどになります。
歯を動かすことに変わりはないため、全く痛みが出ないとはいえませんが、どちらかといえば痛みが出にくいとはいえるでしょう。
自己管理には注意
マウスピース矯正は取り外しできるメリというットがあります。
しかしその反面、紛失などの恐れがあります。
きちんと自己管理ができる方であれば問題ありませんが、前後で使用したマウスピースを予備としてとっておくなどして、紛失に備える方もいらっしゃいます。
■マウスピース矯正はこんな方におすすめです
接客業の方
人との距離が近い接客業の方でも、マウスピース矯正なら気づかれずに矯正できます。
ちょっとだけ出た前歯を治したいというような場合、ワイヤー矯正だとその審美面のデメリットの方が大きく、矯正すること自体をあきらめてしまう方が多くいらっしゃいました。
しかし、マウスピース矯正ならこのようなちょっとした矯正にも気軽に踏み出せます。
人前で話すお仕事の方
人前で話すお仕事にも、審美的なマウスピース矯正はおすすめです。
きれいな歯並びだと自信を持って話せるという方が多いでしょう。
矯正中であっても気づかれにくいため安心して人前に出ることができます。
成人式や結婚式を控えている方
結婚式や成人式を控えていて、この日までにどうしても動かしたいという方にもおすすめです。
また当日だけどうしても外したいというような方は、歯科医院にご相談ください。
【「装置が目立つから」と今まで矯正をあきめていた方に】
マウスピース矯正は、今まで矯正をあきらめていた方にも行っていただける画期的な治療法です。
その審美面のメリットから、接客業や人前に出てお話しされる方、どうしても矯正しているとバレたくない方などには大変おすすめです。
今まで矯正治療をあきらめていた方は一度検討してみてはいかがでしょうか。