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40代の矯正治療



昨今、成人の間でも矯正治療が広がっています。

20代から30代の方も多く治療されるようになっていますが「40代だけど治療したい。治療できるの?」と疑問に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

40代からの矯正治療について解説します。


■40代の矯正したい理由って?


◎子どもの頃に治せなかった

40代になってから矯正治療したいと考える方には、さまざまな理由があるのではないでしょうか。

経済的な理由などから子どもの頃に治せなかった、矯正治療が選択肢になかったなどで、大人になってから矯正治療を行いたいと考える方もいらっしゃるかもしれません。


◎金銭的な余裕

矯正治療は期間と金額がかかる治療法です。

そのため、20代30代は矯正を考えなかったけど、40代になって金銭的な余裕が出てから矯正治療を選択肢に入れ始めたという方もいらっしゃると思います。


◎人前に出ることが増えた

40代になり仕事で人前に出る機会が大きく多くなったという方もいらっしゃると思います。人前に出ると小さな歯並びの悪さも気になってしまうものです。

人前に出ることが増えたためというのも、40代で矯正を望む理由の1つとしてあげられるのではないでしょうか。


■矯正が子どものものといわれていた理由


◎歯槽骨の増生

矯正は子どものものといわれていた理由はいくつかあります。

その中の1つが、子どもの方が歯槽骨の増生が著しいという理由があります。

矯正は歯を押すことによって、押された方の歯槽骨の吸収を促しつつ、引っ張られた方の歯槽骨の増生を促すことによって歯を動かしています。

この歯槽骨の増生は子どもの方が著しく、歯がより安定しやすいという特徴があります。

そのため矯正は子どものものといわれてきました。

また30代以降になると歯周病の割合が増えるため、歯槽骨の吸収を矯正治療の範囲を越えて促してしまうリスクがあります。

しかし逆に言うと、歯槽骨の状態が健全であれば、何歳からでも矯正治療を行うことはできます。


◎あごの骨について

子ども矯正が子どものものといわれていたのには、子どもはあごの骨の成長を利用した矯正方法ができるからという理由もありました。

あごの成長は永久歯萌出開始の7~8歳の頃から永久歯萌出が終わる12歳頃までがピークです。

その後はあごの成長は緩やかになるため、あごの骨の成長を利用した矯正方法は行えなくなります。

あごの大きさを変える治療ができる頃から矯正治療を行い、歯をきれいに並べようという考えのもとで、矯正は子どものものだといわれていた時代がありました。


◎見た目が気になりがち

また、大人になればなるほど、矯正装置の審美面のデメリットは大きくなります。

特にワイヤー矯正しか選択肢がなかった時代は、大人になってからその見た目のデメリットを抱えるより、子どもの頃に多少コンプレックスになってしまっても歯を治療してしまおうという考え方がありました。


■40代の矯正治療はマウスピース矯正がおすすめ


◎目立ちにくいからおすすめ

しかし、目立ちにくいマウスピース矯正装置の登場で、現在ではあらゆる年齢の方に矯正治療を行っていただきやすくなりました。

もちろん、40代からの矯正にもマウスピース矯正がおすすめです。

マウスピース矯正は透明なプラスチックのシートを歯列の方に成形しそれをはめることによって歯を動かします。

とても目立ちにくいのが特徴で、仕事中につけていてもほとんど気づかれないでしょう。


◎ちょっとの歯並びの悪さも治せる

少しの歯並びの悪さが気になっていたとしても、マウスピース矯正が出てくる以前は、ワイヤー矯正の見た目のデメリットが大きすぎて歯並びの悪さを我慢していたという方も多いのではないでしょうか。

しかしマウスピース矯正の登場により、矯正中の見た目のデメリットがほとんどなくなったことから、ちょっとの歯並びの悪さでも治療を受けてみようと考える方が多くなりました。


【40代にはマウスピース矯正がおすすめ】


40代からの矯正治療にはマウスピース矯正がおすすめです。

マウスピースは矯正のマウスピースは1日22時間程度装着することが推奨されていますが、ほとんど目立たないためお仕事中つけていても違和感はないでしょう。

矯正をご検討の方は、当院へお気軽にご相談ください。

杜の街グレース歯科・矯正歯科
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