「矯正治療を受けたいけれど、費用が高くて迷っている」という方はいらっしゃいませんか。
ブラケット矯正やマウスピース矯正は、一般的に数10万円から100万円以上かかることもあり、高額な治療費がネックになっている方も多いでしょう。
なぜ矯正治療はこれほど費用がかかるのでしょうか。
この記事では、矯正治療の費用が高くなる理由について詳しく解説し、治療費を抑える方法についても紹介します。
目次
■矯正治療の費用が高くなる理由
◎技術の必要な治療だから
矯正治療は一般的な歯科治療よりも更に専門的な技術が求められます。
噛み合わせや骨格のバランスを考慮しながら、患者さま一人ひとりの歯並びや成長の状態に応じて細かく調整を行うためです。
このように、専門的なスキルを持つ矯正歯科医師が治療を担当するため、治療費が高くなる傾向にあります。
◎治療期間が長いから
矯正治療は、数ヵ月から数年単位で進めていく治療です。
歯の移動には時間がかかるため、定期的な通院が必要になります。
長期間にわたり、矯正装置の調整や管理を行うため、その分の診療費が発生します。
また、治療が完了した後も、歯の後戻りを防ぐためにリテーナーを使用し、定期的なチェックを行うことが必要です。
◎オーダーメイドで矯正装置を作製するため
矯正治療では、患者さまの歯並びに合わせた装置を作製します。
ブラケット矯正では、歯に装着するブラケットやワイヤーを個々の歯の状態に合わせて調整する、マウスピース矯正では、歯型をスキャンして患者さま専用のマウスピースを作成するなど、既製品ではなく、個別に設計・製作されるため、その分の費用がかかります。
◎歯科医院の設備
矯正治療には、専用の機器や設備が必要です。
精密な診断を行うために3DスキャナーやCTスキャンを導入している医院もあります。
これらの設備は高額であり、維持費もかかるため、治療費に反映されることがあります。
◎自由診療のため保険適用外
日本では、矯正治療は基本的に自由診療となり、健康保険が適用されません。
そのため、すべての費用が自己負担となります。
ただし、顎変形症や先天的な異常による矯正治療は、健康保険の適用対象となる場合があります。治療の目的によっては保険適用の可能性があるため、事前に確認することが大切です。
■矯正治療の費用を抑える方法
◎分割払い・デンタルローンを活用する
矯正治療は一括で支払うと負担が大きいため、多くの歯科医院では分割払いを受け付けています。
また、デンタルローンを利用すると、無理のない支払い計画を立てることができます。
◎医療費控除を活用する
矯正治療は、医療費控除の対象になることがあります。
特に、子どもの治療や、噛み合わせの改善を目的とした治療は、控除の対象となる可能性が高いため、確定申告を行うことで所得税の免除を受けることができます。
医療費控除については、こちらの記事でご紹介しています。あわせてご確認ください。
◎保険適用の可能性を確認する
重度の噛み合わせ異常や先天的な疾患が原因で矯正治療を受ける場合は、健康保険の適用対象となることがあります。
事前に歯科医師に相談し、保険適用の可能性があるか確認しましょう。
【様々な設備や技術が必要なため、価格に反映されている】
矯正治療は、専門的な技術や設備が必要であるため、費用が高額になりやすい治療です。
また、基本的には自由診療のため保険が適用されず、全額自己負担となることが多いのも費用が高くなる理由のひとつです。
しかし、分割払いの活用や医療費控除の申請によって、費用負担を軽減することができます。
矯正治療を検討している方は、まず無料相談を利用し、納得のいく治療計画を立てることが大切です。
高額な治療費だからこそ、事前にしっかり情報を集め、安心して治療を受けられるよう準備しましょう。